2023年3月16日
原子力安全推進協会

• JANSI Annual Conference 2023 プログラム
• 各講演内容の概要
• ご意見、ご質問への回答、見解について

JANSI は、3月15日、「JANSI Annual Conference 2023」を開催しました。第10回目となる今回は、約400名の方々にオンラインでご視聴いただくとともに、約100名の協会会員や国内外の有識者などの方々に会場参加いただきました。

本カンファレンスは、原子力をめぐる適切なテーマを設定しJANSIの会員及び原子力関係者が自らの問題として考え、国内外の動向も踏まえながら今後の取り組みの方向性を確認する一助とするものです。
今回は、JANSIが2022年11月15日に設立10年の節目を迎え、また、2023年度 には10年戦略の中間年を迎えることから、次の10年を見据えた戦略・行動計画の策定に資するため、これまでの活動の成果を確認するとともに、今後の活動を展望する内容といたしました。

プログラムでは、最初に山中伸介・原子力規制委員会委員長、続いてロバート・フレデリック・ウィラード・INPO(米国原子力発電運転協会)CEOからいずれもビデオメッセージでのご挨拶を、また池辺和弘・電気事業連合会会長からはご来賓挨拶をいただきました。

第一部では、活動報告として、山﨑広美・原子力安全推進協会理事長から「JANSI活動の振返りと今後の取組みについて～自主規制の浸透と深化～」と題する講演を行い、それに対してトム・ミッチェルWANO(世界原子力発電事業者協会)議長からオンラインでコメントをいただきました。

第二部の基調講演では、「自主規制の活用によるコロンビア発電所のパフォーマンス向上」をテーマに、ロバート・シュッツ米国エナジー・ノースウェスト社CEOからお話しいただきました。

パネルディスカッションでは、「今後の活動への期待、展望等」をテーマに、山下ゆかり・日本エネルギー経済研究所常務理事が座長を務め、ロバート・シュッツCEO、山口彰・原子力安全研究協会理事、ビクター・マクリー・ニュークリーダー･コンサルティング社社主兼プリンシパル･オペレーティング･オフィサー、森望・関西電力株式会社代表執行役社長の各氏とウィリアム･エドワード･ウェブスター･ジュニアJANSI会長、山﨑広美・JANSI理事長が登壇し、討論を行いました。