9月30日，10月1日の2日間，JANSIにおいて「火災防護」をテーマに，INPOの国際プログラム活動の1つであるTEVを開催した。本TEVは，良好事例を共有すること及び課題（改善点）を発見しよりよい改善へ繋げること，を目的としている。
本TEVには，米国より火災防護及び火災PRAの専門家2名，関西電力より火災防護の専門家1名を招聘し，JANSI2名を含み全5名が火災防護に関する5 項目の議題について発表を行った。TEVには電力から33名の出席をいただくなど多数の出席があり，日米の火災防護に関する運用管理及び規制対応，PRAの活用状況等について活発な議論が交わされた。
また，米国専門家2名は10月3日に泊発電所を訪問し，運用管理，リスク管理等について現場に即した意見交換等が行われた。
なお，TEVは今回で31回目の開催となり，12月初旬に停止時安全管理をテーマに第2回目のTEVを計画している。

INPO TEVの模様