活動実績等

第36回体験型安全文化管理者セミナーを開催

2025年10月1日(水)、2日(木)の2日間にかけて、JR東日本総合研修センター(福島県白河市)において、標記セミナーを開催しました。

◆【鉄道の基礎知識】

安全とは何か、人間の特性、鉄道の特性と安全の仕組みなど、安全確保のためにJR東日本社員への教育内容について受講しました。特に、「安全」が最優先であるという安全第一の意義、基本動作を愚直に実行することの効用、「おかしいと思ったら列車を止める」等、業種は異なっても安全を追求する強い思いは同じであり、原子力安全の向上に役立つヒントが多数ありました。

◆【ホーム設備・踏切設備演習】

実習用の踏切やホームにおいて、非常停止ボタンを実際に押してその意味を理解したり、転落者救護訓練では約40kgのダミー人形を使ったホームからの救護の難しさを体感しました。また、列車停止演習では、大きな声で「止まれ!止まれ!」と叫びながら、手旗で大きな弧を描き、緊張感をもって、周囲を巻き込んで早く列車に異常を気付いてもらう動作を体験しました。

◆【基本動作訓練】

整列、点呼、指差喚呼(呼称)など発声を含めた基本動作訓練、団体行動訓練を実施しました。実技訓練の前に基本動作の意義を理解した上での訓練でしたが、繰り返し行うことで、徐々に全員の動作が揃い、大きな声で機敏な動きが出来る様になりました。(雨天のため体育館で行いました)

◆【事故の歴史展示館】

過去の痛ましい事故の凄惨さや社会的な影響の大きさを学び、事故から得られた教訓や対策とともに、安全は自ら築くことの重要性を理解しました。また、事故対策は個人の責任を追求するのではなく、事故の背景や原因を検証し、全員がその情報を共有し、再発防止に取り組むことの必要性も理解しました。今回は、これまで受講された方からのご意見を反映して見学時間を延長しました。

◆【安全セミナー】

ヒューマンエラーを起こさないようにするために、人間の特性を知り、陥りやすいエラーについて学びました。「人間はエラーをするものだ」という前提に立つことが大事であること、そして、「どうして安全問題に取り組むか」について、原点に戻って考える機会を得ました。また、受講者が研修から得た気づきや行動目標に等について講師と意見交換を行いました。最後に、受講者の方お一人ずつに研修から得た気づきや行動目標に等について発表していただきました。

<アンケート>

セミナー後のアンケートでは、次のようなご意見・ご感想をいただきました。

1日半の短い期間でしたが、日頃とは異なる知識を色々と学べて、多くの気付きを得ることができた。

座学、体験演習、展示館の見学等全てが充実していた。

JREの安全に対する取組みや意識等を学び、自社、職場での活用、自らの知識、意識向上に役立った。

テキストを含め講師の説明が分かり易く、ユーモアもまじえた受講生を飽きさせない講義だった。

基本動作訓練では、頭では理解したつもりであったが、実際の行動とすることが難しかった。

講義や実技を通じて自社の安全文化活動のどこにあてはめられるかを意識しながら考える事が出来た。

この研修は、「(株)JR東日本パーソネルサービス」殿にご協力を頂いて実施しております。


以上