活動実績等

第18回安全文化ワークショップ 「組織の活性化と安全文化の確立を目指して」 ~ リーダーシップとコミュニケーションスキルアップ ~ (フォローアップ編)を開催しました。

 2025(令和7)年8月18日(月)、19日(火)の2日間にかけて第18回安全文化ワークショップ(基礎編)を受講した方々を対象とした標記セミナーを開催しました。
 講師は、基礎編と同じ熊本大学名誉教授 吉田道雄先生で、JANSI会議室での対面形式で行いました。
 フォローアップ編では、基礎編で設定した行動目標の実践状況に対する職場の同僚、部下たちの評価を持ち寄り、分析を行いました。また、職場における目標設定やリーダーシップの具体的な改善策に関する情報提供を行うとともに、安全文化醸成に関する情報交換も参加者間で行ないました。
 最後に、各自今後の行動目標を設定(リフレッシュ)し、その実践に向けて決意を新たにしました。

1.情報提供

 参加者が設定した行動目標の実践に対する振り返りと職場の同僚等の評価を分析すると共に「リーダーシップ:行動変化のプロセス」、「リーダーに求められるもの」や「集団力の効果」などについて情報を提供していただきました。

(写真)吉田先生による情報提供
(吉田先生による情報提供)

受講者の方からは、

  • リーダーに求められる内容は心に響くものがあった。一方、そこに潜む悪魔(弱さ)も自分の中で共感できることが多く、今後の自分の振る舞い方に参考になる内容でした。
  • 今までなんとなくやっていたことの意味や理由を認識し、意識することができました。
  • 吉田先生のお話がとてもおもしろく、リーダーシップや安全文化について、すごく学ぶことが多い研修となりました。今まで受けた研修の中で一番ためになる研修でした。

などのご感想を頂きました。




2.情報交換(グループワーク)

 フォローアップ編では、基礎編でのグループ分けを踏襲し、「職場実践3ヶ月の振り返り」、「部下、同僚の評価のデータ分析」や「安全目標・運動に対する意識」、「わたしの[悪魔]遭遇体験」など色々なテーマでグループワークを行いました。

(写真)吉田先生による情報提供
(グループワークの様子)

受講者の方からは、

  • 日頃思っていた疑問や、考えなどを話して、グループメンバーの別な視線からみた意見や回答をもらうことで、新たな気づきを得ることができた。
  • 各々の会社には、それぞれ違った組織形態や仕組みがあるが、リーダーの立場の方々の悩みは共通点が多いことが認識できた。
  • 様々な分野の方と意見交換ができ、自分の職場でも役に立つグループワークだった。

などのご感想を頂きました。



以上