活動実績等

第18回安全文化ワークショップ 「組織の活性化と安全文化の確立を目指して」リーダーシップとコミュニケーションスキルアップ ~ (基礎編)を開催しました。

 2025(令和7)年5月19日(月)、20日(火)の2日間にかけて中間管理職の方々を主な対象として、第18回安全文化ワークショップ(基礎編)を開催しました。受講者17名の方には、JANSI会議室に参集頂いて、昨年に引き続き対面方式で実施しました。
 講師は、これまで通り熊本大学名誉教授 吉田道雄先生で、「組織の活性化と安全文化の創続」をテーマに、リーダーシップの基礎、リーダーシップと集団理解、リーダーシップと組織の活性化に関わる情報提供とグループワークを行いました。
 基礎編では、受講者の方々に各自が職場において実践する行動目標を設定していただきました。その行動目標の実践の成果を8月18日(月)、19日(火)に開催する「フォローアップ編」で、振り返りと分析を行うことにしています。

1.情報提供

「リーダーシップの基礎」として、コミュニケーションのインフラ創り、ことばと対人関係や、「リーダーシップと集団理解」では集団理解の方法と技術などを、「安全文化創続と集団力の活用」では集団力と事故防止を、そして「リーダーシップの理解」としてリーダーシップの公式などの情報を提供していただきました。

(写真)吉田先生による情報提供
(写真)吉田先生による情報提供

吉田先生からは、ご自身の豊富な経験に基づいた多くの具体的な事例を、ユーモアを含めて分かりやすく説明していただけたので、受講者の方々も多くの学びが得られたことと思います。

受講者の方からは、
社内および協力企業の安全文化・リーダーシップ研修の企画・検討にとても役立つ内容だった。
具体的な事例も数多く発信していただいたので、実務に役立つと思った。
「少数者の影響力」の説明がとても印象に残り、腹落ちしました。今後の業務に活かしていきたいと思う。

などのご感想を頂きました。

2.情報交換(グループワーク)

「基礎編」では、リーダーシップとは何か、どうあるべきかを理解し、自身が職場において実践する具体的な行動目標を設定します。
17名の受講者は3グループに分かれて、グループワークを行いました。グループワークでは、「自分を知らせる、他者を知る」、「職場のコミュニケーション・チェック」、「実践的リーダーシップ行動の探索」などをテーマとして、まず吉田先生からのグループワークの基となる情報提供が行われた後に、積極的な意見交換が展開されました。

(写真)グループワークの様子
(写真)グループワークの様子

受講者の方からは、
社外の方と悩みを共有したりすることができ、とても刺激になった。
苦手なことの再確認や自分に足りないものについても良く理解できた。
良い人間関係を築くためには、互いに言い合える関係であることが望ましいということが良く理解できた。


などのご感想をいただきました。

以上