2023(令和5)年6月28日(水)、29日(木)の2日間にかけて原子力安全推進協会において会員事業所の中間管理職を主な対象とした第16回ワークショップ(旧安全文化セミナー)(基礎編)を開催しました。今回は2019年以来4年ぶりに対面方式を採用し、14名の方が参加されました。
講師は熊本大学名誉教授 吉田 道雄 先生で、「組織の活性化と安全文化の創続」をテーマに、リーダーシップとコミュニケーションのスキルアップに関わる情報提供と受講者による職場の課題分析および情報交換(グループワーク)を行いました。
研修終了時に受講者に職場において実践する行動目標を設定していただきました。今後はその実践に努め、その成果を9月27(水)、28日(木)開催の「フォローアップ編」において検証することになります。
グループワークの様子
「基礎編」では、リーダーシップを理解し、職場において実践する具体的な行動を設定します。
はじめに、受講者は3グループに分かれ、安全文化醸成に欠かせない、「他者に自分のことを知らせる(伝える)スキル」について、グループワークを行いました。
また、講師からの情報提供の後、「自分が体験したリーダーの行動分析」「リーダーシップ向上のための行動計画の策定」などについて、有意義なグループワークが展開されました。
受講者からは、
吉田先生による情報提供
「グループ・ダイナミクス」、「集団の化学」、「集団の力」、「コミュニケーションのインフラ創り」、「言葉と対人関係」「リーダーシップの公式」などについて情報を提供していただきました。
吉田先生の豊富な経験に基づいた数多くの具体的な事例が提示され、受講者には多くの学びが得られました。
受講者からは、
以上