活動実績等

東京電力HD株式会社 福島第二原子力発電所にて
第202回安全キャラバンを実施

2025年11月21日、東京電力HD株式会社 福島第二原子力発電所において、第202回安全キャラバン(安全講演会、グループワーク)をおこないました。

1.安全講演会

 講演会には、福島第二原子力発電所の会場で41名、オンラインで158名、計199名が参加し、終始熱心に聴講頂きました。


 講演は、原子力安全推進協会 安全基盤部 安全文化Gの越前調査役より、「オールを漕ぐのは誰だ?~独立自尊のリーダーシップ~」と題して、一人ひとりがリーダーとして主体性を持って物事に取り組むことの重要性について理解を深めていただけるように講演を行いました。


 講演の骨子は以下の通りです。

  • しばしば混同される「リーダーシップ」と「マネジメント」について、それぞれ機能が異なることについて解説しました。
  •  リーダーシップの本質は、
     ・個人に備わった特質(経験等により獲得された個人としての内発的特徴・ありよう)
     ・組織が共有する目的に沿って周囲に及ぼすポジティブな影響力の行使
     ・人としての成長や見識に付随して意識せずとも自然に滲み出るありよう
     マネジメントの本質は、
     ・組織に備わった機能や役割
     ・組織目標の達成を目指し、限りあるリソースを最適に運用する計画・管理活動
     ・個人の特質とは切り離して、それ自体として習得が可能なスキル
  • リーダーシップを発揮し、組織や周囲を活性化させた事例として、①人種差別からくる嫌がらせに負けず好成績を残し、アフリカ系アメリカ人として初めて野球殿堂入りした背番号42のジャッキー・ロビンソン氏、②潜水艦部隊の劣等生的存在だったサンタフェを、2年のうちに艦隊トップ級に躍進させたマルケ艦長、の2例を紹介しました。両者の共通項として「自分自身の行動によって周囲にポジティブなパワーを伝え、共通の目的・価値観に向けて組織を前進させる」「自分のオールを漕ぐのは自分」というメッセージを伝えました。
  • 最後に、あなたも“組織”のトップであること、会社も人(法人)であり、あなたも人であり、どちらも約束を果たす義務があり、自分を大切にしてもらう権利がある、とのメッセージを伝えました。


講演会終了後のアンケートでは、

  • 一人一人が責任と誇りを持って仕事をし、その第一人者であると胸を張れるように学び続けることで、自ずとリーダーシップが現れることが理解できた
  • 今後リーダーシップを発揮するにあたり、自分がどういった行動をすべきかビジョンを確認することができた
  • 社長・所長・副所長・ユニット所長・部長・GMだけが組織のトップではなく、あなた自身も組織のトップであることを学びました。なので、『一人ひとりがリーダーとして主体性を持って物事に当たることの大切さ』をこの講演会で学びました
等、リーダーシップのあり方や自身の振る舞いについての意見や感想が寄せられました。


2.グループワーク

 リーダーシップについてさらに理解を深め、各自の人生や職場で活かせる気づきを得ることを目的に、「明日からできる“わたし流のリーダーシップ”を考えてみよう」というテーマで、「講演前後のリーダーシップ像の変化」や「自分が発揮できると思うリーダーシップ」について、グループでのディスカッションを実施し、最後に全体で気づきを共有するグループワークを実施しました。福島第二原子力発電所から24名がディスカッションを行い、サポート役として、東電本社から2名、JANSIから3名が入っています。


実施後のアンケートでは、

  • グループワークを通じて、今まで気づいていなかったが実は個々で発揮していたリーダーシップなど、様々な気づきを得ることができました。
  • リーダーシップについて自分の考えを深めることができた/改めて考える機会であった。
  • いろんな人の考えを聞けて有意義だった/人の意見を聞く良いタイミングだった。
等の意見や感想が寄せられました。


以上