令和元年7月19日、日揮株式会社 横浜本社において、第179回安全キャラバンを実施し、安全講演会及び安全情報交換会を開催しました。
[ 吉田部長からのご挨拶 ]
原子力安全推進協会 システム基盤部 安全文化G部長 越前 正浩より、『安全文化とは何か? ~福島第一のような組織事故を決して繰り返さないために~』と題して、
◆なぜ安全文化について考えなくてはならないのか(安全問題の理解の進化)
◆組織事故とは何か(繰り返されてきた組織事故)
◆安全とは何か、そのポイントはどこか(共通する問題点)
◆組織文化とはどのようなものか(組織文化の構造)
◆安全文化とは何か(安全に寄与する組織文化[OC4S:Organizational Culture for Safety])
について講演を行い、「日揮グループ企業理念(JGC Way)にある“尊重”、“誠実”というキーワードに感銘を受けました。基本的な価値観を皆が共有し、それにフォーカスした組織運営をしていくなら、組織の文化はどんどん前向きになりパフォーマンスもますます向上していくでしょう。」とまとめました。
●原子力特有の話ではなく、安全文化はすべての根底に必要なモノであると感じた。今後は常に意識していきたい。
●難しい内容ではありましたが、事故の要因、組織を通じて安全に対する取り組み方を勉強できた。
●自分が仕事に取り組む際の軸となる考えと合致していることが多々あり、自信を持って取り組もうと思った。
などのご意見・ご感想をいただきました。
[ 安全情報交換会の状況 ]
●原子力以外の分野との比較、あるいはJANSIが普段活動範囲としていない分野の比較があるとよいと思った。
●他の分野ではあまり類の無い活動だと思うので継続して下さい。
などのご意見・感想をいただきました。
以上