平成30年12月5日(火)、神戸市和田岬の三菱重工業株式会社 原子力事業部において、安全キャラバンを開催し、安全講演会とグループディスカッションを行いました。
京セラコミュニケーションシステム株式会社の主席コンサルタントでおられる松井達朗氏に『ものづくりの心』と題してご講演を頂きました。松井氏は、アメーバ経営に代表される京セラ創業者の稲盛和夫氏の経営哲学に精通し、これをベースとしたコンサルティングをされており、日本航空が2010年に破綻し、その後2年8ヶ月という最短記録で再上場を果たした際に多大なる貢献をされております。
ご講演では、「人間として何が正しいかを追求する経営道」、「フィロソフィとアメーバ経営による自律経営の確立」、「JALにおける意識改革」、「賢慮を生み出す」を骨子としたお話しを頂きました。
●実例に基づく話であり、大変に分かり易く、有意義な講演であった。
●組織における意識改革の重要性を痛感した。
●自分のこととして捉え、自分で実践することが必要であると改めて認識した。
などの感想を頂きました。
講演に続いて実施されるグループディスカッションに際し、受講者には事前に、企業で不祥事や事故などの不具合が発生している事象を自身の組織の問題としてその要因を考えることが課題として与えられました。
この事前課題を踏まえ、グループに分かれてディスカッションが行われました。
受講者の方々は、このディスカッションの結果を自身の今後の業務にどのように活かすかの考えを持てたようです。
以上