平成27年5月25日、青森県上北郡六ヶ所村の日本原燃株式会社再処理事業所において、第153回安全キャラバンを行いました。
合計54名の方々にご出席いただき「労災パトロールの改善」をテーマに、コーチング・業務改善の考え方を取り入れたマネジンメント・オブザベーション(管理職による現場観察)手法の有用性についてJANSI講師2名よりのご説明に引き続き質疑応答を行いました。
マネジメント・オブザベーション手法についてJANSI講師をリーダーとして作業現場での実践演習を行いました。この演習では、作業現場に滞在してチームのメンバーがそれぞれ観察した結果をもとに、いろいろな視点から気付いたことを話し合いました。 さらに、実践演習の結果について情報提供に参加された方々にご説明し、安全文化を高める活動の一つとしてこの手法を応用することなどについて意見交換を行いました。
●より良い仕事に向けて作業者自身に考えてもらうことの大切さや有効性が実感できた。そのためにコミュニケーションを取っていきたい。また、良い点を積極的に探し、伝えることの大事さを認識した。
●マネジメント・オブザベーションは今後の安全パトロールの手法として非常に参考となるものであり有意義だった。また、安全パトロールに当たって事前の準備が重要であることを学んだ。
●人やその行動に着目して業務改善に向けた気付きを促すマネジメント・オブザベーションは災害防止だけでなく安全文化醸成も含めた現場力強化につながると感じた。
などのご意見・ご感想をいただきました。
以上