活動実績等

運転責任者運営委員会 第29回議事概要

    
日時 令和2年7月1日(水) 13時20分 ~ 15時40分
場所 オンライン会議(Webex),事務局:原子力安全推進協会 第3会議室

出席者(敬称略 順不同)

委員 北村正晴(テムス研究所),島津洋一郎(北海道大学),
月川哲雄(グローバルテクノ),風間英明(BTC),小松泰樹(NTC),
豊住健司 (JANSI),前山忠毅 (電事連:渥美委員代理)
事務局 原安進 坂元祐二,小暮雄三,遠藤英由,高恭彦,神孝喜,西端利和,宝玉章,千葉修,
関口健夫

議題

     
  1. 前回議事録の確認(報告)
  2. 令和1年度運転責任者筆記/口答試験の結果(通常運責)について(報告)
  3. 令和2年度原子力発電所運転責任者判定計画について(報告)
  4. 令和2年度第1回 オンラインによる運転責任者判定試験の実施結果について(報告)
  5. シミュレータ訓練機関審査結果について(定期審査)(報告)
  6. 実機体感研修,パフォーマンス向上訓練他の実績について(報告)
  7. その他(報告)

議事

  1. 定足数の確認
     会議定足数を満足し,運営委員会が成立することを確認した。

  2. 平岡部長挨拶

  3. 前回議事録の確認
     前回議事録が了承された。

  4. 令和1年度運転責任者筆記/口答試験の結果(通常運責)について
     事務局より説明し,内容について確認された。主な質疑は以下のとおり。
    委)第4回口答試験委員の主な意見の内容で「異常時の対応として,クルーを落ち着かせるという回答がすぐに出て
      こない」という受験者がいたので,今後の講習等でスパイラルアップする必要があるのではないか。
    事)毎回,機会あるごとに周知している。また,令和2年度第1回の口答試験では,クルーを落ち着かせるという回
      答も多く見られたので一過性のものと思われる。
    委)計算問題の出題数で,PWRとBWRを比較するとBWRの方が多いのはなぜか。
    事)理由はない。今後バランスよく出題する。

  5. 令和2年度原子力発電所運転責任者判定計画について
     事務局より説明し,内容について確認された。
    委)第2回運責試験は対面またはオンライン会議のどちらか。
    事)7月中旬頃に決めたいと考えている。

  6. 令和1年度シミュレータ訓練機関審査結果について(定期審査)
     事務局より説明し,内容について確認された。

  7. 運転責任者筆記/口答試験Web開催について
     事務局より説明し,内容について確認された。
    委)ライブでないと雰囲気がつかめないとの講習講師の意見もあったようだが,若手の学識経験者はオンライン授業
      の経験も豊富なので,オンラインならではのテクニックもあると思うので確認して,より良いものに仕上げて下
      さい。
    事)拝承

  8. 運転責任者判定に係る委員会での報告事項他について
     事務局より運転責任者判定に係る委員会での報告について説明し,内容について確認された。

  9. 不適合報告について
     事務局より不適合2件について説明し,内容について確認された。
    委)筆記試験問題の一部に誤りがあった件は,安易なHEだからこそ問題である。この種のトラブルはダブルチェッ
      クでも防ぎきれない。従って,チェックする人が,チェックする時の心構えとか,トラブルを発見するための行
      為ではなく,適合を確認することの重要性を認識して,適合を確認する行為が肝要となる。何を確認して,適合
      と判断したかの証拠(チェックリスト)も必要となる。
       講習レポート通知不備については,根本原因がまだ明確になっていないので,調査が必要と思われる。対応と
      しては,原本送付なので問題は解決している。
    事)コピー機メーカにも確認したが事象はないとは言えないので,これ以上の対応は無理である。
    委)不適合2件は意外である。人は最後の砦なのでしっかり対応すること。
    事)拝承

以上