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第26回議事概要
運転責任者運営委員会 第26回議事概要
日時
平成30年10月26日(金) 13時30分 ~ 16時30分
場所
原子力安全推進協会 第4会議室
出席者(敬称略 順不同)
委員
北村正晴(テムス研究所),風間英明(BTC),小松泰樹(NTC),矢森洋一 (JANSI),
前山忠毅 (電事連:渥美委員代理)
事務局 原安進
中川敦之,坂元祐二,小暮雄三,三浦和男,遠藤英由,荒田豊志,西端利和,宝玉章,
齋藤満雄,千葉修
議題
前回議事録の確認(報告)
平成30年度上期運転責任者筆記/口答試験の結果について(報告)
①通常運責 ②1F 運責
シミュレータ訓練機関審査結果について(NTC2 号のJEAC4805 対応について) (報告)
原子力発電所運転責任者委員等委嘱手続き手順書の見直しについて(報告)
運転責任者合格証保有者とのコミュニケーション活動について(報告)
・集中開催方式による,運転責任者情報交換会の実績について
・運転責任者合格証保有者とのコミュニケーション活動の今後の予定
実機体感研修の今後の予定について(報告)
新検査制度に係る運転員の力量管理等について(報告)
運転責任者筆記試験問題バンクにおける改善活動報告について(報告)
各回の試験結果の傾向と試験委員のご意見等のJANSI ホームページ公表について(報告)
議事
定足数の確認
会議定足数を満足し,運営委員会が成立することを確認した。
前回議事録の確認
前回議事録が了承された。
平成30 年度上期運転責任者筆記/口答試験の結果について
①通常運責
事務局より説明し,内容について確認された。
「主な意見」
筆記口答試験全体での点数はBWR,PWR ほぼ同じ点数であるが,口答試験ではPWR が2 点程度低くなっている。口答試験はオブザーブ等においてBWR,PWR の評価には差がないとのことで
あるが点数の低い理由には何が考えられるか。
⇒BWR のある電力ではリハーサルを強化していることが,これも理由の一つとして考えられる。社内で実施する口答試験リハーサルにビデオ撮影を活用して口答試験対策を強化していると 聞いている。
試験対策のテクニック的な内容か。
⇒テクニック的なことではなく,質問に対してしっかりとした内容を自分の言葉で話すことが目的であると思う。それが実際の試験結果に表れていると感じている。PWR はそこまでやっていないのでPWR にもリハーサル強化を促している。
受験者の年齢層での違いはないか。
⇒PWR の方が年齢層は高い。ベテランだけに回答パターンが固定化している面が散見される。
半数以上が誤解答した問題は,難易度が「2 又は3」であれば理解できるが,難易度が「1」の問題が含まれている。公表問題だけの勉強で,保安規定をしっかりと読み込んでいないの ではないか。
⇒新規問題ということもあるが,類似問題は公表しているので,しっかりと解答してほしいと思っている。
②1F通運
事務局より説明し,内容について確認された。
シミュレータ訓練機関審査結果について(NTC2 号のJEAC4805 対応について)
事務局より説明し,内容について確認された。
原子力発電所運転責任者委員等委嘱手続き手順書の見直しについて
事務局より説明し,内容について確認された。
運転責任者合格証保有者とのコミュニケーション活動について
事務局より説明し,内容について確認された。
「主な意見」
異業種も範囲に入れた今後の検討はいいことであるが,1F はまだまだ旬を過ぎていないのでしばらくは継続してほしい。異業種については,事前のトライアルを実施し,慎重に進め てほしい。来年度の運転責任者情報交換会はいつごろを予定しているのか。
⇒平成31 年度は7月中旬を計画している。
実機体感研修の今後の予定について
事務局より説明し,内容について確認された。
新検査制度に係る運転員の力量管理等について
事務局より説明し,内容について確認された。
「主な意見」
「運転員の力量管理検査ガイド試運用版」(BO1070)では検査の実施で,運転員のパフォーマンスについて「期待」の文字が黄色く塗られてハイライトされているが,その意味合いは何か
⇒SOER を含めたパフォーマンスと捉えている。検査ガイドは電力各社にNRA が説明すると聞いている。
各回の試験結果の傾向と試験委員のご意見等のJANSI ホームページ公表について
事務局より説明し,内容について確認された。
運転責任者筆記試験問題バンクにおける改善活動報告について
事務局より説明し,内容について確認された。
「主な意見」
保安規定等の変更があった場合の試験問題へ反映する作業方法は決まっているのか。
⇒手順書に定められている。また,今回の活動で電力がJANSI の2 か所に送付していた保安規定等の受け入れ窓口を電力負担軽減のため人材育成部運転管理G への1 か所とした。
以上
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