活動実績等

運転責任者諮問委員会 第20回議事要旨

日時 令和8年4月14日(火) 11時00分~15時20分
場所 原子力安全推進協会 役員会議室

出席者(敬称略 順不同)

委員

岡田委員長(議事3により委員長に選任)、市瀬委員、森本委員、五十嵐委員

原安進 平岡人材育成部長、溝渕部長代理
事務局 坂元GL、遠藤、高、神、土田

議題

  1. 会議定足数の確認、議事次第と配布資料の確認
  2. 前回議事録の確認
  3. 木村委員長退任に伴う、委員長選任(互選)
  4. 令和7年度運転責任者判定業務実施状況について
    • 令和7年度第4回の計画~判定~フォローまでのプロセスに関する記録確認
  5. その他 (運転管理関係活動報告について)
    • 運転責任者情報交換会
    • 中堅層運転員の情報交換会
    • サイト別コミュニケーション
    • 廃止措置プラント運転員意見交換会
    • 女性運転員意見交換会(於 女川発電所)
    • 若年層運転員意見交換会 トライアルについて
    • 実機体感研修について
    • BWR標準KSAカタログ整備~共通理解度確認について
    • 運責判定におけるDXの検討
    • R7年度運転責任者判定結果について(CNO会議資料他)

議事

  1. 会議定足数の確認、議事次第と配布資料の確認
    木村委員長欠席により委員5名中4名の出席となったが、本委員会規約に従い、互選により市瀬委員を委員長代行としたことで、会議定足数(委員長を含む委員の2/3以上の出席)を満たしており、委員会が成立していることを報告した。その後、配布資料を確認した。

    (以降,委員長代行の指示により事務局にて議事進行を実施)

  2. 前回の議事録確認
    「第19回運転責任者諮問委員会議事録」について、確認いただいた。

  3. 委員長の交代について
    木村委員長の退任に伴い、委員会規約に従い委員による互選を行った結果、岡田委員が新たな委員長に選任された。

    (以降、委員長の指示により事務局にて議事進行を実施)

  4. 令和7年度運転責任者判定業務実施状況について
    事務局より、令和7年度運転責任者判定業務の実施状況について報告した。また、各委員には、令和7年度第4回運転責任者判定業務における計画からフォローまでのプロセスに関する記録類を確認いただき、判定業務において「独立性、公平性並びに公正性」が担保されている旨の判断を得た。併せて、令和7年度運転責任者判定業務に関して苦情・異議申立てはなく、不適合の発生もないことが確認された。主な質疑は以下のとおり。

    • 委)更新者はシミュレータ訓練機関において、更新に係る教育・訓練として新規受験者の筆記/口答試験に準じた筆記試験を受けているが、この筆記試験をなぜJANSIが実施しないのか。
    • 事)現実的に守秘性の確保が困難であるためである。シミュレータ訓練機関における実技試験は、1回当たり数名規模で年間20回近く実施されており、これらすべてに対して毎回異なる筆記試験問題を作成し、守秘性を維持しながらJANSIが直接実施することはマンパワー(試験問題作成に係る事務局、試験委員の確保)の面から困難である。このため、筆記試験はシミュレータ訓練機関が実施する訓練の修了試験として、訓練とは独立して実技試験とパッケージで実施している。

    • 委)筆記/口答試験の委員を選任する際、受験者と同一事業者に所属していないことをどのように確認しているのか。チェックリスト等の確認手順は存在するのか。また、その確認が試験終了時まで維持されていたことを示すエビデンスはあるのか。
    • 事)試験開催ごとに実施計画を作成する段階で、受験者と試験委員が同一事業者に所属していないことを確認している。しかし、受験者の事業所と試験委員の所属、あるいは退職者の選任可否までを網羅的に確認できるチェックリストは現時点では存在しない。今後は、計画段階から試験終了時まで当該確認が適切に維持されていることを示せるエビデンスの整備について検討したい。

    • 委)講習において、新規受験者に伝えるべき内容と経験を積んだ更新者に伝えるべき内容を区分しているのか。
    • 事)講習内容は新規受験者と更新者で同一としている。更新者については、前回講習以降の法令改正や、運転に関する幅広い知識について最新情報を反映した講習により、知識をアップデートしてもらうことを目的としている。このため、講習講師の選定にあたっては、3年前と同じ講師が担当しないよう配慮している。

    • 委)試験問題の重要度や難易度は試験委員が変更するのか。また、変更されることはあるのか。
    • 事)重要度や難易度の変更は、試験問題作成WGでの審議により行っている。特に重要な見直しを行った問題については、内容が大きく変更されるため、難易度が変わる場合がある。一方、試験委員によるレビューでは主に出題問題の成立性を確認するものであり、レビューによって重要度や難易度が直接変更されることはない。

  5. 2025年度運責管理グループによる発電所支援活動状況について

    事務局より、昨年度運責管理グループが実施した発電所支援活動について報告した。主な質疑は以下のとおり。


    • 委)特に廃止措置プラント意見交換会については、最新の研究動向など廃炉作業に関する情報が提供されれば、参加者のモチベーション向上につながるのではと思う。そのような観点が現状では不足しているのではないか。
    • 事)今年度の意見交換会の実施内容に、当該観点を盛り込むことを検討する。

    その他、以下の活動について概要を説明し、特にご意見はなかった。
    【2025年度運転責任者合格保有者と学識経験者との情報交換会】
     7月10、11日 いわき産業創造館で開催 運責資格保有者、学識経験者、訓練機関指導員など39名が参加
    【2025年度原子力発電所中堅クラス運転員情報交換会】
     10月9、10日 東京電力安全啓発センター及び原子力安全推進協会で開催 中堅クラス運転員、学識経験者など35名が参加
    【2025年度原子力発電所廃止措置プラント意見交換会】
     2月25日 原子力安全推進協会で開催 当直長クラス運転員、学識経験者など10名が参加
    【2025年度若年層運転員情報交換会】
     3月10、11日 Jヴィレッジで開催 若年クラス運転員、学識経験者など43名が参加
    【発電所における運転責任者合格保有者と学識経験者とのコミュニケーション】
     第38回(2025年7月30日) 志賀原子力発電所        5名が参加
     第39回(2025年9月17日) 柏崎刈羽原子力発電所      7名が参加
     第40回(2025年11月20日)東海第二発電所    4名が参加
     第41回(2025年12月16日)女川原子力発電所   6名が参加

以上