品質方針
「福島第一原子力発電所事故のような重大な事故を二度と起こしてはならない」
JANSIは、原子力産業界のこの強い決意のもと、原子力安全を牽引する自主規制組織として設立されました。
私達は、この強い決意を肝に銘じ、「日本の原子力産業界における世界最高水準の安全性の追求~たゆまぬ最高水準(Excellence)の追求~」をミッションとして掲げました。
また2024年3月に改正された10年戦略において、将来ビジョンを「事業者は、自主的継続的安全性向上の取組みを定着させることにより、世界最高水準の安全性・信頼性を達成し、その状態を維持、継続している」、「JANSIは、世界のエクセレンスの権威として、独立した立場から、事業者を牽引している」と定めました。
私達は、これらを達成する為に、以下の品質方針のもとに事業を運営してまいります。
- 事業者との信頼関係のもと、ピアプレッシャーを働かせ、また独立性を堅持し、事業者における原子力安全のエクセレンス追求を牽引する。
- 自主規制組織として必要な自らの技量を常に向上させ、福島第一原子力発電所事故の教訓を風化させることなく、国内外関係機関と連携し、効果的・効率的に活動を行う。
- 緊密な内部コミュニケーション及び連携によりJANSIの総合力を発揮し、事業者との充実したコミュニケーションに基づき、質の高い評価と事業者の継続的改善を促す支援を行う。
- 事業者のパフォーマンスを包括的に把握し、エクセレンスの追求に資する思慮深い洞察を提示する。
- 事業環境及び社会環境の変化を敏感に捉え、活動の優先順位を柔軟に見直すことで、事業者のニーズの進化に適切に応える。
- 自らの品質保証活動の有効性を継続的に改善する。
2025年4月24日
一般社団法人 原子力安全推進協会
理事長