2022年3月24日
原子力安全推進協会

• JANSI Annual Conference 2022 プログラム
• 各講演内容の概要
• ご意見、ご質問への回答、見解について

JANSI は、3月23日、「JANSI Annual Conference 2022」を開催しました。第9回目となる今回は、新型コロナウイルス感染症対策のためオンラインで開催し、協会会員や国内外の有識者など約600名の方々にご視聴いただきました。

本カンファレンスは、原子力をめぐる適切なテーマを設定しJANSIの会員及び原子力関係者が自らの問題として考え、国内外の動向も踏まえながら今後の取り組みの方向性を確認する一助とするものです。
今回は、安全に寄与する組織文化に焦点をあて、その特性について国内外の有識者による議論を行い、理解を深めるとともに、原子力発電所のレジリエンス向上に向けた今後の活動を展望する内容といたしました。

プログラムでは、最初に更田豊志・原子力規制委員会委員長、続いて池辺和弘・電気事業連合会会長からいずれもリモートで、またトム ミッチェルWANO議長からビデオメッセージでのご挨拶をいただきました。

基調講演では「健全・安全で効果的な組織とは：システミックなアプローチ」をテーマに、エリック ホルナゲル・リンショーピング大学名誉教授からお話しいただきました。

パネルディスカッションでは、「原子力安全のレジリエンス向上～発電所運営への新たな視点～」をテーマに、大場恭子・日本原子力研究開発機構（JAEA） 技術副主幹が座長を務め、エリック ホルナゲル・名誉教授、ジャック レガルド・EDF社副社長、中島和江・労働者健康安全機構理事、長井啓介・四国電力株式会社取締役社長の各氏と山﨑広美・JANSI理事長が登壇し、討論を行いました。