活動実績等

第12回安全文化セミナー(基礎編)を実施しました

令和元年5月23日(木)、24日(金)の2日間、原子力安全推進協会において、会員事業所の中間管理職を主な対象とした第12回安全文化セミナーの「基礎編」を32名の方のご参加を得て開催いたしました。
講師は熊本大学名誉教授 吉田道雄氏で、「組織における安全文化を創続するリーダーシップ力の強化」をテーマとして、講師による情報提供と受講者による職場の課題分析と情報交換が行われました。研修の終了時には受講者の方々に職場で実践する行動目標を設定していただきました。
受講者の皆さまには、個々の行動目標を実践するとともに、その成果を10月10(木)、11日(金)に開催される「フォローアップ編」において検証していただくことになります。

1.情報提供


吉田シニア教授による講義の様子

「基礎編」では、リーダーシップを理解し、職場において実践する行動目標を設定します。
グループワークの前提となる情報提供では、「Group Dynamicsと集団の化学」、「対人関係の基礎技術」、「Group Dynamicsの実践」などについて情報を提供していただきました。講師の豊富な経験に基づいた数多くの具体的な事例がスクリーンに提示され、受講者には多くの学びが得られました。

受講者からは、
先生のご経験や身近な話題を交えた内容で非常に楽しく拝聴しました。
リーダーシップは行動であり、特性でないということが理解できました。
新たな視点、気づきなどが多々あり、先生の話の進め方も面白く、大変興味深いものでした。

などのご感想を頂きました。

2.情報交換(グループワーク)


グループワークの様子

受講者は6グループに分かれて情報と意見交換を行いました。講師による情報提供と合わせて、安全文化醸成に欠かせないグループメンバーに自分を知らせるスキルや安全文化に係わる職場の現状分析、さらにリーダーシップ向上のための行動計画策定について有意義なグループワークが展開されました。

受講者からは、
様々な業務に当たられている人の考えや大切にしていることが交換できて勉強になりました。
グループ内だけでの作業でグループ内だけに発表というのは初めてであり、おもしろいと思った。
グループのメンバーの方とも比較的短時間で打ちとけることができ、セミナー以外の内容でも情報交換でき、有意義なものでした。

などのご感想をいただきました。

以上