活動実績等

第11回安全文化セミナー(追加開催)(基礎編)を実施しました

「安全文化セミナー」は、毎年度1回JANSIの会議室で開催していますが、東京以外の地域でもセミナーを受講する機会を作るため、平成29年度に日本原子力発電株式会社敦賀総合研修センター(福井県敦賀市)において、「安全文化セミナー(出前版)」として開催致しました。今年度の追加開催(基礎編)も敦賀総合研修センターで、29名の方に受講を頂き、平成31年1月24日(木)、25(金)の2日間で開催しました。
熊本大学名誉教授・熊本大学教職大学院シニア教授 吉田道雄氏を講師にお招きし、「組織における安全文化を創続するリーダーシップ力の強化」をテーマとして、今回の「基礎編」では、講師による情報提供と受講者間の情報交換を通して、受講者の方々に職場における課題の解決・改善を目指した行動目標を設定して頂きました。この行動目標は、フォローアップ編の受講までに目標達成に向けた実践をして頂くことにしています。
フォローアップ編は、基礎編の受講者を対象に平成31年4月24(水)、25日(木)に開催する予定です。

1.情報提供

基礎編では、リーダーシップを理解し、職場において実践する行動目標を設定します。 グループワークの前提となる情報提供では、「Group Dynamicsと集団の化学」、「対人関係の基礎技術」、「Group Dynamicsの実践」などについて情報を提供して頂きました。タイトルから想像すると難しい内容と思われるでしょうが、具体的な内容を数多くスクリーンに映し出して、講師の軽妙な語りもあり受講者には理解を深めて頂きました。

受講者からは、
色々と仕掛けがあり、内容が分かりやすく、実のある情報提供であった。
よくありがちな大量の資料による説明ではなく、先生の経験を基にされた興味あるお話しで終始考えながらも聞くような形で研修を受けることができて有意義でした。

などのご感想を頂きました。

  
吉田シニア教授による講義の様子

2.情報交換(グループワーク)

グループワークは受講者を5グループに分けて意見交換などを行って頂きました。
グループワークは、上記の情報提供を基にして、リーダーシップ向上の基礎技術としての自分を知らせるスキル、安全文化に係わる職場の現状分析、リーダーシップ向上のための行動計画策定について、自分の考えの紹介や意見交換を行って頂きました。

受講者からは、
講義のみのセミナーに比べ、グループワークがあるので他の人の意見や考え方等を聞くことが出来て参考になり、良いと感じた。
人から見た自分を知ることができるのが良いです。
様々な業種、職種の方と対話ができ、非常に新鮮な気持ちでセミナーを進めることが出来た。

などのご感想を頂きました。

以上