平成25年5月9日（木）、10日（金）の2日間、原子力安全推進協会　第３・４会議室（三田ベルジュビル13階）において、会員事業所の中堅管理者を主な対象とした第４回安全文化セミナーの「基礎コース」を開催し、18名の方にご参加いただきました。
本セミナーでは、情報提供や参加者間での情報交換の後、各職場における課題の解決・改善のための行動目標が設定されます。今後は、職場において具体的な活動として実践していただくことになっています。なお、「基礎コース」で設定した行動目標の実践度を確認するための「フォローアップセミナー」を９月に開催いたします。

１．情報提供

　今回も、昨年の第３回安全文化セミナーに引き続き、熊本大学教育学部　教育実践総合センター教授　吉田　道雄　氏をお招きし、リーダーシップと対人関係スキルアップなどについて情報を提供していただきました。
参加者からは、
● 類似したセミナー・教育を受講しているが、今回提供された情報は
　　有効と思えるものが多かった。
● 各テーマに対して、問題を解決する動きのヒントを多く掘り下げ、
　　大変有意義でした。
などのご感想を頂きました。

２．情報交換（グループワーク）

　今回は、各職場における社員のモチベーション維持・向上に関してリーダーがすべきこと、できることに焦点を当てました。とりわけ若年者の意欲高揚と将来に対する不安解消の方策を探り、リーダーとしての取るべき行動等について、３つのグループに分かれて討議し、その結果を全体の場で発表し、相互に情報交換を行いました。
参加者からは、
● 他の参加者も同じ悩みを抱えていることがわかって、ある意味安心
　　できた。そのことで共通の問題として分析出来たので有意義であった。
● 初めてのグループワーク手法だったので、とても参考になりました。
などのご意見をいただききました。

以上