活動実績等

日本原燃株式会社 再処理事業所にて
第189回安全キャラバンを実施

2022年(令和4年)9月12日、日本原燃株式会社 再処理事業所において、第189回安全キャラバン(安全講演会)を行いました。

1.安全講演会

 この講演会はWEBでの開催で、日本原燃株式会社 再処理事業所から63名の方が出席され、聴講されました。


 講演に先立ち、日本原燃株式会社 安全・品質本部長 森鐘太郎様より、「安全文化とは旧ソ連のチェルノブイル発電所での事故を契機として出来た新しい概念である。我が国においてもJCOの事故、関西電力美浜3号機の事故、東京電力福島第一原子力発電所の事故等『安全文化の劣化』と言われる事故が発生している。したがって、我々は安全文化を正しく理解することが大切である。」とのご挨拶をいただきました。


 引き続き、クロスロード株式会社 辻口寛一氏より「激変する社会で必要とされる『たくましい対話力』~その極意を学ぶ」を題としご講演いただきました。


講演会終了後のアンケートでは、

  • コミュニケーションが安全文化に結び付く。話し合う、やり取りを回すことでお互いの「総合知」を作りだせることを理解した。
  • 現状認識のすり合わせ、やり取りを回すなど非常にわかりやすく効果的であると感じた。
  • かねてより対話の重要性は認識しているが、更にその思いを強くすることができた。

などのご意見・ご感想をいただきました。



2.ディスカッション

「組織の現状をどう変えるか」について、部長職の方々15名でディスカッションを実施しました。

ディスカッションに先立ち、原子力安全推進協会 安全基盤部 安全文化G 深野部長より「成果を上げる組織とは?~共有型リーダーシップのすすめ~」として、日本社会を取り巻く状況、求められる組織学習、管理職に期待される役割等の情報提供がありました。

ディスカッション終了後のアンケートでは、

  • 普段話す機会が少ない他事業部(部門)の組織の課題・問題点とそれに対するアクション(行動)が聞くことができ、有意義だった。
  • 他部署の話や共感できる点など共有でき参考になった。
  • 対話活動の実践自体はよかったし、今後に役立つと感じます。

などのご意見・ご感想をいただきました。


以上