活動状況

放射線防護課題検討委員会 第6回議事概要

日時 平成26年12月19日(金)14時00分~17時30分
場所 一般社団法人 原子力安全推進協会 三田ベルジュビル13F A会議室

出席者(順不同 敬称略)

主査 中村(東北大)
委員 上蓑(理研)、木名瀬(JAEA)、島田(放医研)、伴(東京医療保健大)、
村山(電工会、代理)、寺門(新金協)、岩崎(電中研、代理)、鈴木(東電)、
阿部(原電)、岡村(原燃)
事務局 仙波、岩井、石田(原安進)
説明者 鈴木(千代田テクノル、元IAEA)

議題と主な議論

  1. 第5回議事録案
    委員から誤記修正のコメントがあり、修正後最終版とすることで承認された。

  2. 個人線量一元化に関する各国の動向について
    鈴木氏(元IAEA)から、IAEAでの経験をもとに諸外国の個人線量一元化への取り組み状況、及びそれと我が国の取り組み状況との比較について説明があった。
    欧州をはじめとする諸外国では、発電所だけでなく医療従事者、鉱山労働者などを含めた個人線量の一元管理が国家登録の形で既になされているか、これからなされようとしている。一方、我が国では、中央登録センターにおいて発電所等の従事者の個人線量管理は確実になされているものの、各分野で個別に民間レベルで管理がなされており、国家レベルでの一元的管理はなされていない。委員会では、先進的な欧州の実情、個人線量一元化の意義、我が国の課題などについて議論がなされた。

  3. トリチウムの健康影響について
    「トリチウムの健康影響」報告書(未公開)について、作成したJANSIから概要説明を行った。
    カナダ等のCANDU炉におけるトリチウムの海洋放出状況をさらに調査して報告書に追加してはどうかなどのコメントが委員から出された。

  4. 緊急時作業者の線量制限について
    前回に引き続き、福島第一原子力発電所における作業者の線量制限の課題や国が検討を行っている緊急時線量限度見直しについて、国の動向等に関する情報共有を行うとともに、JANSIで実施中の緊急時線量制限に関する海外調査状況について委員へ情報提供を行った。課題となっている緊急作業者のインフォームドコンセントのあり方等について議論がなされた。今後も国の動きを見ながら、引き続き検討を進めることとなった。

  5. その他(放射線防護課題検討委員会予定)
    JANSIから、同委員会の今後の計画概要について説明を行った。

以上