平成29年10月24日
原子力安全推進協会

2017年10月17日、米国原子力規制委員会（NRC）のヴィクター・マックリー長官他3名がJANSIを訪問しました。

NRCは日本の原子力規制委員会が導入を計画している新検査制度について、米国の先行例に基づいた情報提供や人材育成への協力を実施しています。

JANSIへの訪問は同制度について事業者側の見通しを直接聞きたいというマックリー長官の要望があり実現したもので、会議にはJANSIのほか、電気事業連合会（電事連）、電中研原子力リスク研究センター（NRRC）も参加し、規制側と進行中の議論について活発な意見交換を行いました。

マックリー長官からは日本の事業者側に対し、制度構築初期からの関与、米国事業者との情報交換、人材育成を含めた能力向上のための投資、米国専門家によるコーチング、試運用段階の関与、米国先行例の調査等について助言がありました。

以上

写真中央がマックリー長官