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運転責任者運営委員会 第24回 議事概要

日時 平成29年10月19日(木) 13時30分 ~ 17時00分
場所 原子力安全推進協会 第5会議室

出席者(敬称略 順不同)

委員 北村正晴(テムス研究所),月川哲雄(グローバルテクノ), 後藤好美(BTC),
小松泰樹(NTC),矢森洋一 (JANSI),熊谷征則 (電事連:渥美法郎委員代理)
事務局 原安進 中川敦之,坂元祐二,小暮雄三,三浦和男,遠藤英由,荒田豊志,西端利和,
宝玉章,千葉修

議題

  1. 前回議事録の確認(報告)
  2. 平成29年度上期運転責任者筆記/口答試験の結果について(審議)
    ①通常運責 ②1F運責
  3. 試験問題に係る報告(報告)
    ①廃止措置計画認可と試験問題への対応について
    ②試験問題バンクの点数化の整理について
  4. 運転管理関係の報告(報告)
    ①発電所訪問による運転責任者合格証保有者とのコミュニケーションの実績及び,活動計画の改善について
    ②実機体感研修の実績及び今後の予定について
  5. シミュレータ訓練機関審査結果について(BTC) (報告)
  6. その他(報告)
    ①試験問題管理の不具合について

議事

  1. 定足数の確認
    会議定足数を満足し,運営委員会が成立することを確認した。

  2. 前回議事録の確認
    前回議事録が了承された。

  3. 平成29年度上期運転責任者筆記/口答試験の結果について
    ①通常運責
     事務局より説明し,内容について確認された。
    「主な意見」  
    • 「筆記/口答試験と運転実技試験の相関」は重要なデータであると考えるので,今後も継続すること。データが蓄積してからでよいが,今後は現在の全データでの相関に加え,母数を限定した分析等も検討してほしい。(高得点合格者と低得点合格者との相関等)
      ⇒今後の課題として拝承しました。
    • 試験結果の合格点低下傾向は,業務多忙での勉強不足も考えられるが,モチベーション低下によるものも影響しているのではないか。
      ⇒事務局としても,今後廃止措置プラントが増えてくることで,受験者のモチベーション低下が助長されることを懸念している。また,コミュニケーション活動等を通じての印象だが,受験者の年齢層が上がり傾向による受験意欲の低下や運転責任者の重責に対する処遇から魅力を感じなくなっていることも,モチベーション低下の要因であると感じている。
    ② 1F運責
     事務局より説明し,内容について確認された。
    「主な意見」   
    • H29年度上期平均点は,特に降下傾向が加速しているとのことであるが,今回の更新者は,H26年度に取得した3年後の更新者か。
      ⇒その通りです。
    • H27年度受験者の「二項口答」平均点が低いが,訓練機関においても,受験時に点数の低い者は,更新時でも低い傾向がある。
      ⇒H26年度受験者のうち,H29年度上期に更新した対象者の多くは,前回成績より得点を下げている。
  4. 試験問題に係る報告
    ① 廃止措置計画認可と試験問題への対応について
     事務局より説明し,内容について確認された。
     [主な意見]
    • 廃止措置計画認可のプラントに関わる内容を問題から削除することか。
      ⇒基本的には,出題問題(備考欄を含む)からの廃止措置プラントに関する内容を削除する。
    ② 試験問題バンクの点数化の整理について
     事務局より説明し,内容について確認された。
     「主な意見」
    • 前回委員会時の委員コメントと試験問題作成WGコメントを踏まえた内容の整理という理解でよいか。
      →その通りです。

  5. 運転管理関係の報告
    発電所訪問による運転責任者合格証保有者とのコミュニケーションの実績及び,活動計画の改善について事務局より説明し,内容について確認された。
    「主な意見」
    • 発電所訪問による運転責任者合格証保有者とのコミュニケーションの実績及び,活動計画の改善としての「集合型交流方式」について,「本取組の趣旨は有益であり,是非,電力会社と 調整して進めていただきたい」
    • 実機体感研修の実績及び今後の予定について事務局より説明し,内容について確認された。

  6. シミュレータ訓練機関審査結果について(BTC) 事務局より説明し,内容について確認された。

  7. その他
    試験問題管理の不具合について事務局より説明し,内容について確認された。

以上