活動実績等

㈱神戸製鋼所 機器工場にて第147回安全キャラバンを実施

平成26年9月1日~9月2日に亘り、兵庫県高砂市にある㈱神戸製鋼所 機器工場において、第147回安全キャラバンを実施し、「リーダーシップ研修」を行いました。

1.リーダーシップ研修

㈱神戸製鋼所 機器工場から原子力機器関係の中堅層を主体に、関連会社職員を含め、22名が出席されました。

リーダーシップ研修の冒頭、機器工場機器品質保証室長 遠藤 將夫 様より、  「『ご安全に』 今日と明日の2日間、安全キャラバンということで、熊本大学の吉田先生による『リーダーシップ研修』を行います。そもそもなぜリーダーシップ研修なのかということをご説明いたします。
キャスクの製作で昨年度、現場の不適合や計画側の不備があり、工場のマネージメント、コミュニケーションがうまくいっていないところがあると、みなさん感じておられると思います。また、ISO9001の審査などの中で、マネージメントの視点を意識したリーダーシップに、ちょっと足りないところがあるのではないかという指摘もあり、リーダーシップ研修を行うこととなりました。
中堅の方々から管理職層まで、それぞれのテーマでリーダーシップを勉強していただきたい。」とのご挨拶をいただきました。

ご挨拶の後、熊本大学 名誉教授・シニア教授の吉田 道雄 様をお招きし、「安全を確立する管理者のリーダーシップSkill Up -職場における Action Program の実践-」と題して、リーダーシップ研修を実施いたしました。

研修カリキュラム

 リーダーシップ研修は以下のカリキュラムで実施されました。

-1日目-

  1. 職場の現状分析 安全項目チェック
  2. 情報提供:「人間理解の“化学” -Group Dynamics-」
  3. 情報提供:「安全文化の基礎 -対人関係-」
  4. グループワーク:「リーダーシップ向上の基礎技術 -対人関係Skill Up-」
  5. 情報提供:「リーダーシップの“化学”」

-2日目-
  1. 情報提供:「Group Dynamicsと安全文化醸成」
  2. 情報提供:「安全文化醸成のキーワード」
  3. 情報提供:「安全文化醸成とリーダーシップ」
  4. グループワーク:「安全文化醸成に求められるリーダーシップの探求」
  5. 安全文化醸成のAction Plan(行動計画の策定)

リーダーシップ研修終了後のアンケートでは、

研修を通して私が求められている事、足りない事が再認識できました。そして目標を持つ事により少しでもリーダー性がアップできたらと思います。この目標を元に4か月頑張りたいと思います。

コミュニケーションスキル、リーダーシップが後天的、訓練成果比重の高いものであると自覚出来たのは本研修が初めてです。

この研修で学んだことを即、実践し、魅力あるリーダーを目指していきたいと思います。

などのご意見・ご感想をいただきました。

以上