放射線防護課題検討委員会 運営規約
第1条 適用
本運営規約は、一般社団法人原子力安全推進協会(以下、「原安進」という)の放射線防護課題検討委員会(以下、「委員会」という)の運営に関する事項を定める。
第2条 目的
委員会は、放射線防護の諸課題に関して、科学的見地から議論し、正確な情報をとりまとめ、原子力施設及び周辺環境における放射線防護の適正化、並びに一般への正しい放射線知識普及に寄与することを目的とする。
第3条委員会の実施事項
委員会は、前条の目的を達成するため、次の各号に掲げる事項について実施する。
- 放射線防護分野における昨今の課題の抽出
- 放射線防護分野における(1)で抽出された課題、原安進が行う国際動向調査結果などの論点整理、審議及び取りまとめ
- (3) その他放射線防護基準等に関する事項のレビュー
なお、取りまとめられた成果は、必要に応じ原安進が産業界及び一般社会に対し情報提供及び発信を行う。
第4条 委員会の構成
委員会の構成は、以下のとおりとする。
- 委員会は、放射線防護、放射線影響など委員会の目的に関連する分野の学識経験者、原安進の特別会員及び会員から選出された者で構成する。
- 主査は学識経験者が務め、会務を総理し、議長となる。
- 委員(主査を含む)の任期は,平成25年度末までとする。ただし、次年度以降も再任を妨げない。
- 事務局は、原安進技術運営部職員が務める。
第5条 会議
- 定例会は、原則4回とし、主査が召集する。
- 臨時会は、必要に応じ、主査が召集する。
- 主査は、必要に応じ、委員以外の者を委員会に講演者として招聘することができる。
- 特別会員及び会員から選出された委員には、それぞれの組織からの代理出席を認める。
- オブザーバーは、主査の了承を受けた場合、参加することができる。
第6条 技術情報の取扱い
第6条 委員会に提供された技術資料、質疑内容,技術情報などは、委員及びオブザーバーとその所属する組織(特別会員及び会員の場合)限りとし、原則として第三者には非公開の取り扱いとする。ただし、委員会において開示が了承された情報については、この限りでない。
なお、会議の議事録概要については、原安進ホームページにて公開する。