放射線防護課題検討委員会 第1回議事概要
日時 |
平成25年5月29日(水) 14時30分 ~ 17時30分 |
場所 |
一般社団法人 原子力安全推進協会 三田ベルジュビル13F A会議室 |
出席者(順不同 敬称略)
主査 |
中村(東北大) |
委員 |
杉浦(原安協)、島田(放医研)、上蓑(理研)、木名瀬(JAEA)、村山(電工会、林委員代理)、麓(新金協)、吉田(電中研)、鈴木(東電)、中村(関電)、阿部(原電)、高橋(原燃) |
事務局 |
伊藤、仙波、岩井(以上、原安進) |
説明者 |
高木(三菱総研) |
議題と主な議論
- 放射線課題検討委員会運営規約(案)
事務局から、運営規約案について説明が行われ、主に条文構成の修正に関する議論が行われた。
- 放射線防護課題検討委員会 検討課題(案)
事務局から、検討課題事務局案について説明が行われ、ECRR勧告の情報、福島事故に関するUNSCEARやIAEA文書の情報、福島県民の被ばく評価の情報に関する議論が行われ、この委員会で今後扱う課題の優先度を明確にしていくこととなった。
- 平成24年度調査結果説明
- 事務局から「光子入射の眼の実用量Hp(3、α)の評価検討」の説明を行い、水晶体の放射線防護に関するIAEAの動向や最新の論文に関する議論等が行われた。
- 事務局から「内部被ばく評価手法に関する基礎的な調査」の説明を行い、内部被ばくに関する欧州EURADOSレポートの議論等が行われた。
- 事務局から「ICRP非がん(組織反応)文書に対する提言作成」の説明を行い、以下の議論が行われた。本件は、別の会議で検討を行っており、この委員会では成果報告等の情報提供に留めることとした。
- ECRR(欧州放射線リスク委員会)勧告に関する調査
講師の高木氏(三菱総研)から詳細な説明が行われ、ECRRのリスク評価方法などの議論等が行われた。
その他
最後に事務局から、取り扱う課題や検討の進め方について、委員の方々からのご提案を期待する旨を説明した。