活動実績等

「緊急時対応のリーダーシップに関する国際ワークショップ」を開催

平成26年7月17日
原子力安全推進協会


7月15日・16日の2日間、JANSIにおいて「緊急時対応のリーダーシップに関する国際ワークショップ」を開催した。本ワークショップは、緊急時におけるリーダーシップの育成や安全文化の更なる深化等、JANSIが推進するソフト面の自主的な安全性向上に向け、日本の事業者が世界の先進的な取り組みをベンチマークし、少しでも自分たちのものにすることを目的としており、本年2月に実施した発電所長を対象とした「緊急時のリーダーシップ研修」のフォローアップを兼ねて開催した。
ワークショップには、米国原子力発電運転協会(INPO) および世界原子力発電事業者協会(WANO)東京センターの協力のもと、海外8か国から人材に係る「緊急時のリーダーシップ」や「緊急時対応要員の資質向上」に関する専門家11名を招聘した。また、日本からは緊急時に現場の最高責任者となる発電所長クラス17名(1日のみ参加の4名を含む)が参加した。最初にWANOの勧告文書「SOER2013-2(福島第一事故の教訓)」を取りまとめたINPOの幹部による基調講演の後、4つのセッションが行われ、緊急時対応組織、意思決定プロセス、リスク管理、人材育成等の現状や課題等が報告され、活発な議論が交わされた。参加者からは、他社、他国の状況を知ることができ、今後の業務に役立つとの感想が寄せられた。


ワークショップの模様(1)

ワークショップの模様



以上